東洋堂医院は、糖尿病、胃腸疾患、便秘、痔、肝臓疾患、アレルギー体質(花粉症、喘息、アトピー)、不妊症、婦人科疾患、にきび、皮膚疾患、リウマチ、各種癌、慢性疲労、
冷え性などでお悩みの方が(「患者層」を読む)、日本各地から来院される漢方専門の医院です。

HOME » 症例別臨床録 » アレルギー » 花粉症(27歳男性)

花粉症(27歳男性)

患者 運商業をしている27歳独身男性

初診日 平成9年3月8日

既往歴 特別に記すことはなし

症状 主訴は10年前より花粉症に悩まされ、毎年2月末になると、鼻水、目の痒み、くしゃみ等が出て仕事も辛くなる。その他の自覚症状として、肩こりがして非常にイライラする。

健康状態 食欲は普通。なんでも食べる。大便は1日1回。普通便。小便も普通。睡眠はよく眠れる。
体格は中等度で、少し痩せ気味である。血色は土黄色で、皮膚の艶は普通。
嗜好品として、毎日ビールを500ml飲む。煙草を1日20本は吸う。
身長170cm、体重56kg。
診察すると、脈診は沈で底力がある。舌を診ると少し乾燥気味で、白苔を認める。

経過

3月8日(来院時)
漢方として、荊芥連翹湯合少青竜湯を投与して様子をみることにする。

3月19日
投薬。同方を投与。

4月2日
良くなってくる。同方を投与。

4月16日
4月10日にくしゃみが出た。同方を投与。

5月1日
治る。廃薬。合計58日分であった。