東洋堂医院は、糖尿病、胃腸疾患、便秘、痔、肝臓疾患、アレルギー体質(花粉症、喘息、アトピー)、不妊症、婦人科疾患、にきび、皮膚疾患、リウマチ、各種癌、慢性疲労、
冷え性などでお悩みの方が(「患者層」を読む)、日本各地から来院される漢方専門の医院です。
数年前より当医院には非常に多数の「各種癌」を患った患者さんが必死になって治療を求めて来院されている。
そこで私が考える事は「何とか体力を上げなくては」と言うことである。
西洋医学では手術を中心に抗癌剤及び放射線療法などがあり、それらの両方を患者の体力が続く限り行うため、患者の体力がメッキリ落ちてしまい、その後をどうするのか全く予想もつかない状態に落ちいってしまうのが通例である。 こうなると患者は医者に見切りをつけられてしまって、全く可哀相なことになってしまう。 これが現実である。
そこで東洋医学で治療にあたっている我が東洋堂医院は病名の如何を問わず「証に随って漢方を出す」のが建て前になっているので、どんな状態の場合でも対応する漢方がある。 それらを患者さんに出してゆけば患者さんに満足してもらえるのである。
患者 70歳女性
初診日 平成12年4月8日
既往歴 昭和57年に胆嚢を手術。
症状 主訴は、去年の暮れから咳嗽が続いていた。
そこで心配になって、2月28日より4月7日まで入院した。
色々検査をした結果、肺癌と診断を受けた。
今も咳嗽が続いている。胸が痛む。右腰が痛む。下肢、特に足元が冷える。
健康状態 食欲はあまりない。大便は1日1回で普通便。小便は普通に出るが、残尿感がある。
月経は51歳で閉。子供は1人。
ところで病院の医師の見解によると「手術は無理」と言うことであった。
そこで当医院を思い出して、15年ぶりに来院した。
慎重157cm、体重49kg。診察すると脈診は沈で弱。胃の気脈はほとんど感じられなかった。
舌を診ると湿潤している。
患者 68歳男性
初診日 平成6年4月3日
既往歴 昭和43年に胃潰瘍を手術。3年前に肺線維症、2年前に椎間板ヘルニアを羅患。
症状 患者は以前、当医院で勤務していた女性の父親で長野でリンゴ園を経営している。
3月下旬に、突然夜間に電話があり「実は自分の父親が食道癌であり、家族一同が今相談しているが、どうして良いか判らないので電話をした」と言うことであり、次に女性のお兄さんが電話に出て「父親は只今入院中であり、ほとんど助かる見込みはないと院長に言われた。そこで漢方でなんとかならないものか」と言う。
良く考えて、とにかく診てみましょうと言って電話を切った。
ところが4月3日に自転車に乗せてもらって来院した。
主訴は、1月末より胸焼けとゲップ、また心下部が重苦しかった。
その後、胃のいろいろな症状が出現し、胸の上、背中が痛むようになり、断続的であるが食道のあたりからチラッと痛みを感じる。
胃の重苦しさは続く。3月25日に入院して、今も入院中で抜け出して今日ここに来た、ということであった。
その他の症状は、方と項背部の凝りがあり、咽頭部の閉塞感がある。喘鳴、咳嗽、喀痰もあり口渇もある。物忘れがあり、疲れやすい。
健康状態 食欲はあるが、少ししか食べられない。偏食があり、酒は1日に軽く1杯程を飲む。
湯茶を好み、食後眠くなる。精神的にもとても不安である。
大便は1日1回で普通便。小便は普通。睡眠は良くない。身長158cm、体重58kg。
診察すると、脈診は沈にして力が非常に弱い。舌を診てみると、湿潤して、黄苔を認める。
血圧148/84、脈拍52。痩型で、血色は普通、皮膚の艶は中等度である。
以上本人には癌の告知はされていないが、全体的に見ると思ったより弱っているとは思われない。
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